1955-12-07 第23回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
それからいま一つ工事関係の問題としまして一括下請がありまして、それによつて中間搾取をしている会社があるのじやないか、こういうような問題があるわけでございますが、一括下請というのもなかなか限界がむずかしいやに、業界自体の方からはわれわれも聞いておるのであります。
それからいま一つ工事関係の問題としまして一括下請がありまして、それによつて中間搾取をしている会社があるのじやないか、こういうような問題があるわけでございますが、一括下請というのもなかなか限界がむずかしいやに、業界自体の方からはわれわれも聞いておるのであります。
併し生産ということを考えて来るというと、そういう人たちによつて中間搾取が行われるが故に実際の生産面の需要に対しては十分ではないだけに、又高いものを買うから当然生産コストも割高になつて来ておる。
○臼井委員 前国会においてこの法案を改正しようということになつた一つの理由も、やはり善意の業者を保護するとともに、できるだけ業界の発展のためになるようにということを一つの考え方としておるのですが、今お伺いしますと、名義貸しによつて中間搾取をしておることについて、相当取締つておるけれども、なかなか目の届かないところが多い、これはごもつともだと思います。
○深井証人 弊害というのにもいろいろあると思うのでありますが、捻出したりしてほかへまわすというようなことは、これは施工者が十分注意をすれば防げるという意味において弊害が防げる、こういうように委員長様に申し上げたのですが、それ以外の弊害については、たとえばそこに親方がおつて、中間搾取をするというような弊害については、これは個々の場合によつて非常に違うと思いますが、この方はわれわれの力としてはちよつとできかねることでありますので
そういう場合において、仲介者になつて中間搾取をする者がありますけれども、そうすると現行の職業安定法とか労働基準法に違反になる。いやしくも職業をあつせんするときに、そういう中間搾取を取締るならば、家庭養育をあつせんする場合においてはもつと親切にやるベきであつて、中間搾取のようなことがあるべきではない。
○平野國務大臣 麥のときは麥といたしまして決定して、これを全部消費者にかける、かようなことにいたしましたので、この點については麥の値段を大幅に引上げたということであつて、中間搾取とかそういうことになつておるものではないと思います。